コラム|住吉区南住吉で歯科・歯医者をお探しの方ははやさか歯科クリニック

 
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親知らずはトラブルが起きやすい?~「抜く」か「抜かない」を歯科でチェック~

こんにちは。
大阪府大阪市住吉区にある歯科医院、はやさか歯科クリニックです。

 

皆さんは、ご自身の歯が何本あるかご存知でしょうか。
大人の歯は、親知らずを含めると32本あるのですが、親知らずは、人によって生えたり生えなかったりします。
「下の歯に親知らずはあるけれど、上の歯にはない」という方もいらっしゃるので、大人の方の歯は「28〜32本」となるのです。

 

親知らずは、その生え方や生える場所からトラブルが多い歯といわれています。
そのため、「親知らずは、抜いたほうがいいんでしょう?」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、すべての親知らずが、抜かないといけないわけではありません。

 

それでは、どのような歯が「抜いたほうがいい歯」なのでしょうか。

 

早坂 優 院長
早坂 優 院長

早坂 優 院長

大阪大学歯学部 卒業
歯学部賞・弓倉賞
大阪大学歯学部附属病院 口腔総合診療部 研修終了
小室歯科天王寺ステーションビル診療所 勤務
医長・副院長を歴任
はやさか歯科クリニック 開院


医院名:はやさか歯科クリニック
所在地: 〒558-0041
大阪市住吉区南住吉4丁目8-11

 

 

親知らずってどんな歯なの?

そもそも「親知らず」とは、どのような歯なのでしょうか。
まずは、親知らずについて説明します。

 

いつ・どこに生えてくる?

親知らずは、正式な名称を「第3大臼歯」といい、「智歯」ともいわれます。

 

乳歯が抜けて、28本すべての永久歯が生え揃うのが、15歳頃です。
つまり中学校を卒業する頃くらいですね。
一般的には、そのあとの10代後半頃に、親知らずが生えてきます
保護者の方の仕上げ磨きも終了しており、親の知らないうちに生えてくることが多いため「親知らず」といわれています。

 

親知らずは、上あごの左右2本、下あごの左右2本の合計4本あります。
けれども、


・もともと親知らずがない
・親知らずが歯ぐきに埋まっていて生えていない
・生えているけれど4本揃っていない

など、生えてくる本数には個人差がある歯なのです。
 

(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「親知らず」より) >

 

 

抜く?抜かない?親知らずは生え方のチェックが必要

このような親知らずですが、親知らずには、3種類の生え方があります。
その生え方によって、「抜く」か「抜かない」かのチェックを行います。

 

親知らずの3つの生え方

親知らずの生え方をみてみましょう。

 

まっすぐキレイに生えている

まずは、まっすぐキレイに生えている場合です。
このケースでは、歯磨きがきちんとできていれば、抜かずに様子を見ることができます。

 

ただ、親知らずは一番奥に生えているため、歯ブラシが届きにくい位置に生えており、清潔を保つのが難しい歯です。
そのため、まっすぐ生えていても、さまざまなトラブルを引き起こすことがあるため、注意が必要です。

 

歯ぐきから一部だけ出ている

生えていても、一部だけしか歯ぐきから出て来ていないケースもあります。
まっすぐ生えていても、半分歯ぐきに埋まっている、横向きに生えて一部だけ出ている、などいろいろなパターンがあります。

どの場合でも、歯に歯ぐきがかぶっていると汚れや細菌が溜まり、むし歯や炎症を起こすリスクが高くなります
また、横向きに生えていると、隣り合う歯を押して、歯並びの悪化を招いたり、隣の歯にダメージを与えたりすることもあるため、抜歯を検討しましょう。
 

歯ぐきに埋まっている

親知らずが歯ぐきに埋まっている場合は、どのように埋まっているのかをレントゲンをとって確認します。

 

他の歯に影響を与えないように埋まっているのなら、様子をみましょう。
けれども、歯ぐきの下で隣の歯を押しているようなら、抜歯を検討します。

 

 

親知らずが引き起こす3つのトラブル

親知らずが引き起こすトラブルとは、どのようなものがあるのでしょうか。

 

磨き残しによるむし歯や歯周病

親知らずは、一番奥にある歯なので、まっすぐキレイに生えていても歯ブラシが届きにくく、汚れが溜まりやすいため、むし歯や歯周病のリスクが高くなります
毛先が小さい「タフトブラシ」といわれる歯ブラシを利用すると、ヘッドが小さいため、奥歯の奥まで届くようになります。

 

歯ぐきの炎症による智歯周囲炎

汚れや細菌が溜まると、歯ぐきに炎症が起こることがあります。
これを「智歯周囲炎」といいます。

 

智歯周囲炎は、


・歯ぐきが腫れる
・触ると痛みがある
・顔が腫れる

などの症状があります。

 

特に疲れているときや寝不足のときなど、免疫力が低下したときに親知らずが痛くなるケースがみられます。
しばらくすると症状が落ち着くこともありますが、何度も繰り返す方も多くいらっしゃいます。

 

歯並びや噛み合わせの悪化

横向きに生えたり埋まったりしている親知らずが、隣り合う歯を押して、歯並びやかみ合わせを悪くする恐れがあります。

 

親知らずが隣の歯にぶつかり、すこしずつ歯が押されることで、歯並びが悪くなるのです。

 

 

親知らずが気になる方は「はやさか歯科クリニック」までご相談を!

「親知らずが生えてきた」「親知らずが気になる」という方は、JR阪和線「我孫子町」駅から徒歩5分の「はやさか歯科クリニック」までご相談ください。
当院は、歯科口腔外科のある歯医者です。
駐車場も2台完備しており、電車でもお車でも通院可能です。
親知らずの抜歯にも対応していますので、親知らずが生えてきた方は、一度、チェックを行うためにも当院にご来院ください。

 

「抜いたほうがいい歯」なのか、「抜かなくてもいい歯」なのかを歯科医師がチェックして、判断させていただきます。
「たまに親知らずが痛くなる」という方も、お気軽にご相談ください。

 

はやさか歯科クリニックの「親知らずの治療」については診療案内の「歯科口腔外科」のページから >

 

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