【合わない入れ歯にお悩みの方に】自由診療の入れ歯の種類と特徴とは?
こんにちは。
大阪府大阪市住吉区にある歯科医院、はやさか歯科クリニックです。
入れ歯は毎日使用するものなので、できるだけご自身の口にぴったりフィットした入れ歯を使いたいですよね。
それでは、皆さんが今お使いの入れ歯はどうでしょうか。
「入れ歯が痛い」「しっかり噛めない」「外れやすい」など、使用している入れ歯にお悩みはありませんか?
入れ歯が合わないと、食事や会話などに不便を感じ、日常生活に支障が出てしまいます。
75歳以上のシニアの方の歯の数は、平均で約16本、約3割の方が総入れ歯を使用しており、入れ歯生活をされている方が多いことがわかります。
今回は、お口の基本的な機能である「噛む」「話す」を支えるためにも、患者さんお一人お一人に合わせて製作される自由診療の入れ歯をご紹介します。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯の喪失の実態」より) >
はやさか歯科クリニックの「入れ歯治療」については診療案内からどうぞ >

早坂 優 院長
大阪大学歯学部 卒業歯学部賞・弓倉賞
大阪大学歯学部附属病院 口腔総合診療部 研修終了
小室歯科天王寺ステーションビル診療所 勤務
医長・副院長を歴任
はやさか歯科クリニック 開院
医院名:はやさか歯科クリニック
所在地: 〒558-0041
大阪市住吉区南住吉4丁目8-11
Contents
入れ歯が合わないのはどうして?
入れ歯は人工の義歯ですので、使い始めは違和感がある方が多くいらっしゃいます。
使用しているうちに徐々に慣れてくる方がほとんどですので、歯科医師と相談して調整を行いながら、入れ歯を使い続けるようにしましょう。
また、最初は合っていたのに、使用しているうちに合わなくなってきたという場合は、
・入れ歯の変形や損傷
・患者さんご自身のお口の環境の変化
の2つの理由が考えられます。
継続的に噛む力がかかり続けることで入れ歯が変形するなど、入れ歯自体に原因があるケースもありますが、患者さんのお口が変わってきたことに原因があるケースもあります。
「顎の骨が痩せた」「他の歯が抜けた」「歯周病が進行して歯ぐきが下がった」など、お口の状態が変化すると、入れ歯が合わなくなることがあるのです。
保険診療と自由診療の入れ歯の違い
入れ歯は保険診療で製作できるので、費用の負担を抑えて作ることが可能です。
また、満足度を追求した自由診療の入れ歯もあり、当院でも複数ご用意しています。
保険診療の入れ歯とは
保険が適用されるので、自己負担額を抑えて製作できます。
けれども、使用する素材や工程に制限があるのが現状です。
歯科用プラスチックであるレジンという素材で製作されており、使い続けるうちにすり減ってしまうため、一般的な寿命は3〜5年といわれています。
また、強度を高めるために厚みを持たせる必要があり、違和感や不快感、痛みを生じる原因になる場合もあります。
部分入れ歯の場合は、歯にかけるバネである「クラスプ」が金属で作られるため、お口の中で目立ちやすいといったデメリットもあるのです。
自由診療の入れ歯とは
自由診療の入れ歯は、使われる素材や工程などに制限がありません。
「噛み心地」「食感」「耐久性」「見た目」など、患者さんご自身のこだわりで選択することが可能です。
当院では、患者さんのご希望におこたえして、幅広い選択肢をご用意しており、できるだけぴったり合った満足度の高い入れ歯をご提供しています。
▼自由診療について詳しく知りたい方はこちら▼ 「保険診療と自費診療」 >
はやさか歯科クリニックがご提供する自由診療の入れ歯
当院で用意している自由診療の入れ歯は「ノンクラスプデンチャー」「金属床」「インプラントオーバーデンチャー」の3つです。
ノンクラスプデンチャーの特徴
ノンクラスプデンチャーとは、金属のバネがない部分入れ歯です。
保険診療の部分入れ歯は、残っている歯に固定するための金属でできた「クラスプ」というバネがあります。
ノンクラスプデンチャーにはこのバネがなく、見た目がよいといった特徴があります。
ノンクラスプデンチャーのメリット
ノンクラスプデンチャーのメリットは次のようなものがあります。
・入れ歯を固定する部分と歯の土台となる「床」が一体化しているためクラスプが必要ない
・歯ぐきの色に近いピンク色の樹脂でできており、入れ歯が目立たない
・弾力性の高い特殊な樹脂でできているので薄く製作できる
・金属で固定しないので、残っている歯にダメージを与えない
ノンクラスプデンチャーデメリット
ノンクラスプデンチャーのデメリットは次のようなものがあります。
・残っている歯が少ないと適用できないケースがある
・樹脂製で寿命が2~3年と比較的に短い
・全額自己負担になる
金属床の特徴
金属床は、床の部分が金属でできています。
金属自体に強度があるため、薄く製作することが可能です。
また、金属が熱を伝えるので、食事の「熱さ」「冷たさ」がお口に伝わりやすいのが特徴です。
金属床のメリット
金属床のメリットは次のようなものがあります。
・薄くできるので違和感が少ない
・食べものの熱が伝わりやすく食事をおいしく感じられる
・丈夫で耐久性がある
金属床のデメリット
金属床のデメリットは次のようなものがあります。
・金属アレルギーの方は使用できない
・全額自己負担になる
インプラントオーバーデンチャーの特徴
取り外しのできる入れ歯を、インプラントで固定する治療法です。
総入れ歯は、床の部分が歯ぐきに密着して噛む力を支えますが、インプラントオーバーデンチャーは、顎の骨に埋め込んだ数本のインプラントが支えになります。
インプラントオーバーデンチャーのメリット
インプラントオーバーデンチャーのメリットは次のようなものがあります。
・入れ歯がしっかり固定されるのでしっかり噛める
・固定されているのでズレたり外れたりしない
・入れ歯を取り外してお手入れができる
・すべての歯にインプラントを入れなくてもよい
インプラントオーバーデンチャーのデメリット
インプラントオーバーデンチャーのデメリットは次のようなものがあります。
・インプラントを埋め込む外科手術が必要
・インプラントを埋め込むため治療期間が長くなる
・全額自己負担になる
しっかり噛める入れ歯をご提案!合わない入れ歯のお悩みは当院までご相談を
阪和線「我孫子町」駅から徒歩5分、南海高野線「沢ノ町」駅・「我孫子前」駅から徒歩7分、地下鉄御堂筋線「あびこ」駅から徒歩13分の「はやさか歯科クリニック」では、患者さんとのコミュニケーションを重視した治療を行っています。
今お使いの入れ歯のお悩みやお希望などを丁寧なカウンセリングでおうかがいします。
お口の中の様子をしっかり検査し、写真や画像などを使ってわかりやすく説明しますので、一緒に満足度の高い入れ歯を製作しましょう。
他の歯科医院で製作した入れ歯のご相談や調整も承っていますので、お気軽に当院までご相談ください。
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