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子どもの口呼吸で気をつけたいこと|むし歯や歯並びとの関係も解説

 
お子さんが普段から口を開けていることが多くて「口呼吸かもしれない」と気になっていませんか。

 

子どもの口呼吸は単なる癖ではなく、お口の健康や成長にも関わるものです。
お口の中が乾燥すると、むし歯や歯肉炎のリスクが高まり、歯並びや顎の発育に影響することもあります。

 

今回は、口呼吸の原因やお口への影響、保護者の方が確認したいサインについてわかりやすく解説します。

 

早坂 優 院長
早坂 優 院長

早坂 優 院長

大阪大学歯学部 卒業
歯学部賞・弓倉賞
大阪大学歯学部附属病院 口腔総合診療部 研修終了
小室歯科天王寺ステーションビル診療所 勤務
医長・副院長を歴任
はやさか歯科クリニック 開院


医院名:はやさか歯科クリニック
所在地: 〒558-0041
大阪市住吉区南住吉4丁目8-11

 

 

子どもの口呼吸は、むし歯や歯並びに影響する可能性があるため注意が必要です

子どもの口呼吸は、お口の健康だけでなく、歯並びや顎の発育にも影響をおよぼす可能性があるため注意が必要です。

 

むし歯や歯肉炎のリスクが高まる

口呼吸が続くと、お口の中が乾燥し、むし歯や歯肉炎のリスクが高まります。

 

お口の中が乾燥すると、歯に歯垢(プラーク)が固着しやすくなり、ブラッシングだけでは十分に落とせなくなってしまいます。

 

歯垢は細菌のかたまりで、むし歯や歯肉炎の原因となるものです。
歯垢がお口の中に残ることで、お口のトラブルが起こりやすくなります。

 

また、唾液には細菌の増殖を抑えたり、歯の表面を修復したりする大切な働きがあります。

 

しかし、お口の乾燥によって唾液の働きが弱まると、お口の環境が悪化し、むし歯や歯肉炎のリスクがさらに高まる可能性があるのです。

 

歯並びや顎の発育に影響する場合がある

お口が開いた状態が続くと、唇や頬、舌の筋肉のバランスが崩れる原因となります。

 

成長期のお子さんで口呼吸の状態が続くと、顎の成長や歯並びに影響を与え、出っ歯や歯並びの乱れにつながる可能性があります。

 

 

お子さんにこんな様子はありませんか?口呼吸のサインをチェック

子どもの口呼吸は、無意識のうちに習慣化していることも少なくありません。
気になるサインがないか、ご自宅での確認が大切です。

 

「お口ぽかん」は口呼吸のサインの一つ

日常的にお口が半開きになっている状態は「お口ぽかん」と呼ばれ、口呼吸と深く関係します。

 

近年の調査では、子どもの約3人に1人において「お口ぽかん」が見られることが報告されています。

参考:新潟大学「子どもの“お口ぽかん”の有病率を明らかに -全国疫学調査からみえた現代の新たな疾病-」 >

 

口呼吸や「お口ぽかん」は、癖のように見えることもありますが、現在では歯並びや顎の成長、お口の機能などとの関連が指摘されているのです。

 

口呼吸が疑われるチェックポイント

お口ぽかんは口呼吸のサインの一つです。
ある研究では、お口ぽかんと次のような項目との関連が報告されています。
お子さんに当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

✔お口がよく乾く
✔食事中にクチャクチャと音を立てることがある
✔唇にしまりがない
✔日中や睡眠中に鼻づまりがある
✔朝起きたときに口臭が気になる など

 

参考:新潟大学「子どもの“お口ぽかん”の有病率を明らかに -全国疫学調査からみえた現代の新たな疾病-」 >

 

当てはまる項目が多い場合や、気になる症状が続く場合は、歯科への相談がおすすめです。

 

自然に改善しにくいため早めの対応が大切

子どもの口呼吸や「お口ぽかん」は、成長とともに自然に改善するとは限りません。

 

実際に、年齢が上がるにつれて「お口ぽかん」が見られる子どもの割合は、増える傾向が報告されています。

 

口呼吸をそのままにしておくと、むし歯や歯肉炎だけでなく、歯並びや顎の発育、「食べる」「話す」「呼吸する」といったお口の機能にも影響をおよぼす可能性があります。

 

気になるサインがある場合は、早めに歯科へ相談し、原因を確認した上で適切な対応を行うことが大切です。

 

 

口呼吸になるおもな原因

子どもの口呼吸は、一つの原因だけで起こるとは限りません。
鼻のトラブルやお口の機能、歯並びなど、さまざまな要因が関係している場合があります。

 

鼻づまりやアレルギーなど鼻のトラブル

口呼吸の原因として多いのが、鼻づまりによって鼻で呼吸しにくくなることです。

 

アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿症)、風邪などで鼻づまりが続くと、自然と口で呼吸する習慣がついてしまうことがあるため、耳鼻咽喉科で原因を調べることも大切です。

 

舌の位置や口周りの筋力の低下

本来、舌は上顎に軽く触れた位置にあるのが理想です。
しかし、舌が低い位置にあると口が開きやすくなり、口呼吸につながることがあります。

 

また、唇や頬などお口周りの筋力が弱かったり、日ごろから口を開ける癖があったりすると、お口を閉じた状態を維持しにくくなります。

 

歯並びの影響

歯並びや、かみ合わせの状態によっては、唇を閉じにくくなり、口呼吸の原因になることがあります。

 

たとえば、出っ歯や前歯が噛み合わない状態では、お口が開きやすくなります。
また、口呼吸が続くことで舌やお口周りの筋肉のバランスが崩れ、歯並びがさらに乱れるという悪循環につながる場合もあるのです。

 

 

お子さんの口呼吸のお悩み、お口のトラブルのご相談は当院まで

子どもの口呼吸は、むし歯や歯並び、お口の機能の発達に影響をおよぼす可能性があります。
気になる様子が続く場合は、早めに原因を確認し、適切に対応することが大切です。

 

当院では、お子さんお一人お一人のペースに合わせた診療を大切にし、無理に治療を進めることはありません。
お口の状態を写真やモニターを使ってわかりやすくご説明し、保護者の方にもご納得いただいた上で治療やケアをご提案しています。

 

お子さんの口呼吸や「お口ぽかん」が気になる場合は、お気軽に当院までご相談ください。

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